Cute Movies
11/17(土)、渋谷シネマライズにて公開されたフランス映画です。
当日は、TBSテレビ「王様のブランチ」で紹介されたことも一因だったのか、
開映40分前には立ち見確実でも長蛇の列、
ほどなく立ち見でもチケットが売り切れという盛況ぶりでした。
「見た人みんなが幸せになれる映画」
かわいいアメリ(オドレイ・トトゥ)の黒目がちな瞳が印象的。
おとぎ話みたいなキュートなシーン満載です。
黒い大きな瞳の内気なアメリ、22歳。
空想の世界がお友達の彼女は、古いアパートに一人暮らしをし、
モンマルトルのカフェ“ドゥ・ムーラン”で働いている。
1997年8月30日の夜、ダイアナ妃の事故のニュースに気を取られ、
アメリの手元から滑り落ちた香水瓶の蓋がきっかけで、人生の意味を見出した。
周囲の人々が今よりちょっとだけ幸せになるように、
にこっそりといたずらをするアメリ。
順調に小さな幸せのためのいたずらをしていた彼女が、
ある日、不思議な青年ニノ(マチュー・カソヴィッツ)との出会いで、
現実の自分の人生にふみ出していく。
「エイリアン4」のジュネ監督。
「デリカテッセン」「ロストチルドレン」を観たことのある人なら、
この映画のテイストが想像できるかも。
でも今回は、監督自身が「人が幸せになる映画を作りたかった」と言うとおり、
だれもがいい気分になれる映画です。
少女時代のアメリが、両手の指先にラズベリーを差し込んで、
はじからパクパク食べているシーンを見たとき、
子供のころ同じように、カールやポテコを差し込んで、
はじから食べていたことを思い出して笑ってしまいました。
小人の人形が世界を旅する写真や、
ニノにアルバムをわたすために、オリエンテーリングみたいな仕掛けをする
シーンなど、可愛くてワクワクする場面がいっぱい!!
この映画のイメージカラー“赤”や、ハッピーなストーリーが、
これからの季節にぴったりです。
ゼヒ、ゼヒ、オススメです。
text by... ris
2001/10/15