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カイロプラクティックでは関節矯正をします。
関節矯正は瞬間的に関節を操作して矯正するスラストと
関節面に沿って動かして動きをつける関節モビリゼーションがあります。

今回はなぜ関節の矯正が必要なのかというお話をしたいと思います。
まず痛みのメカニズムとして痛みは神経を通じて脳で感じます。
痛みを感じる侵害受容器があり「真皮」「筋膜」「関節包」「骨膜」に存在します。
関節包に痛みを知覚する神経が分布しているので椎間関節性の
痛みに対しては関節矯正が必要といった話になります。

椎間関節性の痛みは腰を痛めた時に腰椎のあたりを
うつ伏せの状態で上から押圧すると圧痛がみられます。
これは筋スパズムがあり筋肉が痙攣を起こしている状態です。
この椎間関節性の痛みに対し揉みほぐしをすると
施術後に痛みが強くなるケースがあります。

痛みに対してはマッサージより調整をオススメする理由が
まさにこういった理由ですし、また神経性の痛みも
コリだと思って神経をグリグリしてしまうと浮腫が起こり痛めます。

神経の場合は関節矯正というよりは神経リリースになりますので
今回は関節矯正の話なので詳しい話はまた機会があれば
しようと思います。
そして今回関節矯正が施術において大事というお話をしたわけではありません。
「なぜその施術をするのか？」をきちんと説明ができてテクニックより
評価の方が大事だと思っています。


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